八方美人の頭の中

家庭のこと、仕事のこと、日々考えていることについて人目を気にせずゆるく綴ります。

妻の仕事時間と夫への愛情は反比例する?

以前何かの雑誌の夫婦関係に関する特集で、①専業主婦、②フルタイムで働く妻、③パートやアルバイトなどで働く妻、の3つのうち、夫への感謝や愛情をいちばん感じているのは①専業主婦だというアンケート結果が紹介されていました。
「自分たち家族のために働いてくれている」という意識や、「家庭を守っていることを夫から評価されている」という実感がある人が多いそうです。

では逆にいちばん感謝や愛情を感じていないのはというと、これは③パート・アルバイトの妻なのだそう。
「自分だってパートとはいえ働いているのに、苦労を認めてもらえない」「パートなんだからもっと家事ちゃんとできるだろうと思われる」「家計のために働いているのに好きで働いているかのような言われ方をする」などが理由として挙げられていたように記憶しています。


なるほどなあーーー


とその時は思ったものの、自分も結婚して②フルタイム妻となった今は、いやいやフルタイム妻だって同じじゃないか?と無性に気になっています。

我が家は夫もわたしも会社員でフルタイム勤務。収入の割合はだいたい夫6:妻4ですが、家事の負担割合は夫1:妻9です。

わたしの平日は、日中は仕事に追われ、家に帰っては家事に追われ、やることが全て終わる頃には0時過ぎで、自分の時間はほぼ持てないまま、疲れ果てて眠るという感じで過ぎていきます。
1人になれるのはトイレとお風呂の中と、お昼休みのみ。
そんなわけで、お昼休みがきちんと取れる時は会社の人間があまり来ないカフェでランチしながら本を読むのがほぼ唯一の憩いのひととき。
本当に、あと1時間でいいからゆっくり自分のために使える時間ほしいなあー
1日25時間にならないかなあー


夫の職場の方が圧倒的に残業が多いので仕方ない部分もあるのですが、時々無性に、なぜわたしばかりこんなに追い立てられるように毎日生きてるんだろう?と虚しくなることがあります。
わたしの方が帰りが遅い時でも、家事をするのは大体わたしです。
こっちが怒涛の勢いで家事片付けてる横で、手伝おうという姿勢もなくゴロゴロされたりするとイライラ…
夫の言い分は「疲れたからちょっとくらい休ませて」なのですが、じゃあわたしが疲れてないとでも?笑


家計的には働かなくてもいいけど仕事が好きで働いてるって奥さんはそういう葛藤はあまりないかもしれないけど、こっちは総合職のお給料のために働いてるんでねえ(´Д` )
仕事にそこまでの愛着・執着はないのに忙しくて、ほんとはきちんとやりたい家事が十分にできなくていつも中途半端な感じがしてストレスがたまる。

そう考えると、冒頭の雑誌に出てきた、夫への感謝・愛情を感じてる方の②フルタイム妻達はえらいですね。好きなことを仕事にできているのかな。
仕事が楽しくて、自分が選んでやってることだって気持ちがあれば、きっと忙しくてもがんばれるんだろうな。


我が家には子どもはまだいませんが、これで子ども生まれたらどうなるんだろうと不安…それとも、子どもが生まれたらさすがに夫ももうちょっと家事やってくれるのだろうか。でもそのためにはもうちょっと早く帰ってもらわないと話にならないし、夫の職場が共働き子育て家庭に配慮してくれるとも思えない…うーん…


もはや夫が1人で大黒柱として家庭を支える時代でもなければ、モーレツ社員が会社に一生忠実に働きまくって会社に尽くすって時代でもないじゃないですか。
それなのに社会の意識はなかなかその状況に追いついてない感じがします。
女性活躍推進ってうちの人事も言ってますけど、女性だけじゃなく男性も含めて働き方を見直さないといけないんじゃないかな?って思います。

そうでないと、妻が働けば働くほど夫婦関係が殺伐としていくという、それこそ少子化に拍車かけるようなスパイラルに入っていく気がする。

わたしもまず、心に余裕を持って夫に寛大な心で接するところから始めようかな笑。