八方美人の頭の中

家庭のこと、仕事のこと、日々考えていることについて人目を気にせずゆるく綴ります。

ひとり○○

今日はまだ肌寒いですが、少しずつ暖かくなってきましたねー!
お気に入りでよく1人で読書がてらごはんを食べに行くカフェにテラス席があって、暖かい時期はいつもそこに座るのですが、今週は今年初テラスでした。ビル3階にあるので、下の往来を眺めながらのんびりコーヒーを飲んでる時が、1日でいちばんと言っていいくらい幸せです。少しくらい寒くても出てしまいます。

少し前まで1人で飲食店に入るってことが一切できなくて、大学時代も「カフェとかファミレスじゃないと勉強できない」という人が全然理解できなかったのですが、以前結婚式の準備で書き物があったり、読みたい本があったりで半ば必要に駆られて1人カフェをするようになって以来はまり、今は本さえあればいくらでもいられます。

基本的にはおうち大好き人間ですが、カフェの方が居心地いい時があります。
カフェによくいるようになって分かったけど、カフェって、飲み物・軽食だけでなく空間を売る場所なんですね。

わたしがいつも通う職場近くのカフェは、正直メニューの種類は乏しいし、パンのクオリティももうひとつだし、コスパもたいしてよくないのですが、コーヒーが抜群においしくて、店員さんがいい感じに無関心(だけど思い出したように「いつもありがとうございます」とか言ってくれる感じ)。

f:id:kememe:20150304121153j:plain
▲カフェの主、すずめ


昔、1人カフェ/ランチができなかった時って、みんなが財布持って連れ立ってランチに行く中、1人でいたら「友達いないと思われるんじゃないか」とか、お店の人に「淋しい女って笑われないか」と怖かったんですが、いつの間にかそういうのどうでもよくなりました。自分の人生と生活が落ち着いたことで、家族も友達もいるし、自分が全然さみしくないことは自分がいちばんよくわかってるので、例え周りがわかってくれなくてもいいやと思えるようになったんだと思います。年取って図々しくなっただけの可能性もあるけど笑。
ここ数年で“おひとりさま”がかなり市民権を得て、1人席のあるお店が増えてきたのも大きいですね。
他人ばかりだけど、みんながみんな1人の時間を楽しんでる仲間だと思える感じもいい。
本屋とか雑貨屋に隣接してるカフェとか、適度にガヤついてて大好きです。

ドラマとか漫画の、馴染みのカフェとかバーでマスターがいいアシストしたりしながら話が進んでいくのを見て、昔は「こんなことあるわけない」って憧れ半分で思ってたのですが、あるものですね。そこで何かが起こることはないですが!!

1人の時間の貴重さ、結婚してから気付きましたが、専業主婦の友達はとにかく人と話す機会がほしいたとのこと。みんなないものねだりなんだなあー。


というようなことを考えて頭をリセットして、午後からまたがんばろうと思わせてくれるカフェでの時間にサンキューー!!(パンサー風)