八方美人の頭の中

家庭のこと、仕事のこと、日々考えていることについて人目を気にせずゆるく綴ります。

選挙ごっこ

選挙戦が始まってますが、あの街宣車ってどうにかなりませんかね?

夜だろうが貴重な休日だろうがお構いなしで大きな音だして、バカの一つ覚えみたいにひたすら名前繰り返すだけで、ほんと迷惑以外の何物でもない。
あまりに腹が立つので、近所に街宣車が回ってきた時はその候補者の名前覚えて、逆に投票しないでやろうと思ってるくらいです笑。
あなたが市民のためにまずできることは、その騒音を止めることだと言いたい。

ああやってスピーカーで名前叫びまくってれば頭に残って投票してもらえると思ってるなら、ほんと有権者なめてますよね。なめられる有権者にも責任はあるかもしれないけど。でもそんな土俵でしか戦えない人たちの争いなら、ほんと誰になってもなにも変わらないんだろうなと思ったりもします。
日本の選挙ってほんと稚拙。

わたしは10代の頃イギリスに住んでいたのですが、中学(女子校でした)では、選挙が近づくと模擬選挙が行われました。
講堂での朝礼で校長の話を聞いて、賛美歌を歌って朝のお祈りをした後、数人の生徒がステージに上がります。
それぞれ、労働党、保守党、自民党など実際の政党の党首という設定で、実際の政党の公約の一部を噛み砕いたものをスピーチして、さあ皆さんどれが自分の考え方に一番近いか、一番賛同できるかを考えましょうという時間でした。
それを初めて見た時、当時まだ15歳かそこらでしたが、ものすごいカルチャーショックを受けたのを覚えています。
当然ながら投票権もない10代の女子たちが、普段はTVドラマとボーイフレンドのことにしか興味なさそうに見える女子たちが、こんなにも自然に、当たり前のこととして政治を学んでいる。
こういう国に、日本は一生敵わないと思いました。

その時の印象があまりに強烈で、日本でもこういう風に若者の政治への参加意識が高まるといいなと思い、高校卒業と同時に日本に帰国、大学では政治学科に入ったのですが、大学で遊びまくって結局しがない会社員に落ち着いてしまったわたしに言われたくはないでしょうけどね…笑('▽'*)
ほんと人生って分かりませんね…