八方美人の頭の中

家庭のこと、仕事のこと、日々考えていることについて人目を気にせずゆるく綴ります。

妻のカップ麺と夫の夢

夫が出張や飲み会で、家で食べない日は妻にとってめったにない手抜き家事のチャンスです。わたしだけではなく、たぶん世のほとんどの妻にとってそうだと思います。

そしてそれはわたしにとって、カップ麺チャンスでもあります。

子どもの頃、親にカップ麺をほとんど食べさせてもらえなかったわたしにとって、カップ麺はまさに「背徳の味」。
体によくないとわかっちゃいるけど、ついつい食べたくなってしまうんです。
もちろん、普段はさすがに食べません。
非常用&どうしてもごはんが作れない時用にいくつか買いだめしてあるだけ。
それを、夫が家で食べない日に満を持して放出するのです。

夫も子どもの頃カップ麺食べさせてもらえなかった派で、カップ麺に背徳の美味しさがあるという点は同意してくれていて、飲んで帰った深夜においしそうに食べたりしてるのですが、わたしがカップ麺を食べることについてはいい顔をしません。
女がカップ麺食べてると、きちんと生活してない感というか、自堕落な感じがするのでしょうねー。
いいじゃないかいつもきちんと作ってるんだから時々手抜きするくらい!迷惑かけてないし!!と思うんですが、そんなにムキになってケンカするほどのことでもないし、ばれなければ八方丸く収まるので、カップ麺チャンスの後は徹底的に片付けをして、痕跡を残さないようになりました笑。
この間、蓋をとめておく透明のビニールシールがテーブルにくっついていたのが見つかってばれましたが…

そしてそんな意外なところで、「男の夢」を感じてしまいました。
男の人って、誰でも多かれ少なかれ、女性にはこうあってほしい、こうあってほしくないっていう理想や夢のようなものありますよね。
友達の話とか聞いてると、おいおいそんな女いないよ現実見ろよ笑、って言いたくなるのもありますが、わたしはなるべくその憧れを壊さずにいたいと思う派です。そういうのまったく気にしなくなったら、女じゃなくなってしまう気がする。親しき中にも礼儀ありというか。といっても、おならしないとか、あんまり人の悪口言わないとか、汚い言葉使わないとかくらいですけど。

すごい人は本当にすごいですからね…

すっぴん見せない(必ず彼より先に起きて化粧する)とか、
下着は見せない、洗う時も別に手洗いするとか。

うちの夫は男兄弟で育ってるので、そういう理想が高い方なのではと結婚前心配しましたが、意外と大丈夫で安心しました。
旅行先でこっそり剃刀を買おうとした時に、「おれのヒゲ剃り使ってもいいよー(´ω`)」と言われたくらいなので…
↑もちろん丁重にお断りしました。

それはそうと、そんなわたしがおいしいと思うカップ/インスタント麺4選はこちらです。


前世タイ人だったと信じてるくらいタイ料理好きのわたしにとって、この値段で手軽にトムヤムクンが食べられるのはかなりありがたい。

⚫︎赤坂榮林 酸辣湯麺
これも値段の割りに本格的な味で、お酢だからヘルシーって意識があるのか、何となく罪悪感が薄い逸品です笑。

一時、韓国製品の異物混入が話題になった時に買うのやめてしまったのですが、やっぱり懐かしくて時々買ってしまいます。

⚫︎マルちゃん正麺(醤油)
簡単さと味をちゃんと両立してるのがすごい!味噌もおいしいです。


スパイシー系が好きだと一発で分かるセレクト…
でもストレスをためないためには、自分の中の良き妻像に縛られず、カップ麺でも家電でも何でも使えるものは使って、うまく手を抜くことが大事だなと最近つくづく実感するのでした。

とはいえ先週は3〜4回「背徳ナイト」してしまったので、今週はがんばってサラダなど食べています笑。