八方美人の頭の中

家庭のこと、仕事のこと、日々考えていることについて人目を気にせずゆるく綴ります。

妊活中・妊娠中の人はネット情報を信じてはいけない

随分久しぶりになってしまいました。

いつのまにかすっかり冬ですね。秋どこ行った?今年ももうほとんど終わりなんだな〜

この1年くらい、自分も含めて周りが出産ブームなのですが、話を聞いていると、妊娠も出産も、本当に人それぞれだなあと思わされます。

バリバリ体育会系で体も丈夫な子がつわり重かったり、おっとりした子がお産を機に神経質になって家族と揉めてたり、筋力がなくて「お産長引きそう」と言われた人が意外に安産だったり。(←自分)

 

本当に、ネットとかの情報に振り回されてはいけないなと痛感。大多数がそうだからって、自分や自分の子に当てはまるとは限らない。

例えば、わたしは「何かおかしいな?もしかして妊娠したかも?」と思った時、海外製の「早期妊娠検査薬」を使いました。薬局で売ってる普通の検査薬は生理開始予定日の1週間後からでないと使えないのですが、海外製でそれより早く、物にもよりますが生理開始の3日前から検査できるものがあります。いわゆるフライング検査ってやつ。

生理開始予定日の1週間前にお腹がチクチクする感じがあって、それ以来胃のムカムカと高温期が続いていました。これはもしや?と生理開始予定日(=高温期14日目)に妊娠検査薬を使うも陰性。この時、気になってやきもきしてネットで「高温期 14日目 陰性」「フライング検査 精度」とかでぐぐりまくった笑。ヤ○ー知恵袋とかたくさん引っかかってくるのですが、その中に「高温期14日目で陰性だったら妊娠の可能性はありません」と断言しているページがありました。子どもがほしかったので、そっかあー(◞‸◟)としょんぼりしていたのですが、数日経ってもやっぱり様子がおかしくて、4日後の高温期18日目にもう一度早期妊娠検査薬を使ったところ、陽性。念のため普通の妊娠検査薬でも調べたところ、しっかり陽性。この時点で、生理予定日を5日過ぎてました。

その後病院でめでたく妊娠確定。よかったよかった。。ってわざわざ海外から通販で買った早期妊娠検査薬(wondfo)。おまえ全然仕事してないやないか。

 

とまあこういうこともあるので、ネットの情報、特に医師以外の見解は信じすぎてはいけないということを妊娠のごく初期に学んだ次第です。その後の妊娠中〜産後も、いろんな人たちがいろんなことを言ってきます。特に出産経験者のおばあさんとかおばさん。「私の時はこうだったわよ〜こうしたらいいわよ〜」というおせっかいアドバイスから、「○ヶ月にしてはお腹出てないわね」みたいな余計なお世話まで、職場や街中で、ほんといろんなこと言われました。イラっとすることも正直ありますが、あっちは親切で言ってくれていることが多いので、そのことにだけ感謝して、中身はスルーするに限ります。当然人によって経過は全然違うし、時代によって常識も変わるし、多くは参考になりません。

 

妊活中とか妊娠初期で検索の結果ここにたどり着いてる人もいるかもしれないけど、このブログも含めて、ネットは本当にいろんなケースがあるんだなと思うためだけに使うことをおすすめします!信じられるのは自分の体だけ!

結婚式もやもやあるある(新郎新婦編)

前回、ゲストとして招かれた結婚式・二次会で感じたもやもやを書きましたが、今回は、自分の結婚式のときに主催者として感じたもやもやについて書きたいと思います。

我が家は母がマナー関係に厳しくて、結婚式の出欠ハガキの書き方とか、ご祝儀にまつわるマナーとか、若い頃からめちゃくちゃうるさく言われました。
なので、自分が出欠連絡やご祝儀をいただく立場になったとき、意外と適当な人が多いことにびっくり。
 
式呼んで相手に出費させといて文句言うなと言われたらその通りなので、先に謝ります。気分害される方がいたらすみません。文句というか、「もやもや」程度なので、個人の一意見として参考程度に見てもらえればと思います。
 
 
1)出欠ハガキが戻ってこない
LINEで連絡もらったから出席だとわかってるんだけど、わかってるんだけどさ…
一応飲み会じゃないんだから、ハガキくらい返してくれよ…と思ってしまった例。
 
2)やたら雑な返信
「出席」にザッと丸つけてあるだけとか。まあ出欠さえ分かれば情報は足りるんでいいんですけど、名前とかもどこかへ急いでました?というくらいの走り書きだったりというのもありました。
あまりに事務的だと、「慶んで出席させていただきます」と書いた上に一言メッセージ添えてくださる方とかと比べて、考えすぎとは思いつつも、ご招待したの迷惑だったかな?という考えがよぎったりしました。
マナーって何?それ得するの?非効率的じゃね?というタイプの人もいるし、どこまでやれば十分なのか?と考えると本当キリないですが、誤解を生んだり「ああこういう人だったのか」と思われてしまったりする可能性もあるので、最低限の丁寧さがあった方が安全だと個人的には思います。
 
3)二次会の欠席理由が正直すぎる
わたしが受け取って落ち込んだ「正直すぎる欠席連絡」ベスト3はずばりこちらです。
 
1位     「今金ないからやめとくわ」
2位     「ごめんまだ考え中〜」
3位     「行けたら行くね!」
特別賞「披露宴に全力で参加したいから欠席」
 
1位はもう論外じゃないですか笑?
これ、例えば、新郎新婦じゃなく、幹事に言ったなら分かりますけど、新婦本人(わたし)からの案内に対して直接返ってきた返事がこれですからね。
二次会とはいえ会費として7〜8,000円の安くない出費を強いることになるわけだし、みんな忙しい身だから、来てもらえたらうれしいな、というくらいの気持ちですけど、大学生の飲み会じゃないんだからさ…
これ言われたの大学時代に結構仲の良かった男友達だったのですが「わかったけど、今度から他の人の二次会欠席する時それ言わない方がいいよ」と一言言ったきり、一切連絡取らなくなりました。
2位の「考え中」も、仲のいい女友達からの返事でした。他意ないのはわかるけど、先約があって、と優しい嘘をついてくれれば誰も傷つかないのに…
3位は、普通の飲み会だと「あ、これ来ないだろうな」って察しがつくだけですけど、結婚式二次会だと「予定があるわけじゃないけどわたし達のために時間割きたくはないってことだな」という印象になるので残念度が増します。出席なのか欠席なのか直前まで分からないと、幹事さんが困ってしまうのも大変心苦しかった。来ると見てた人が来なくて経費が余分にかかってしまったり…
特別賞は、かなりポジティブな言い方で斬新ですが「1日付き合うのは疲れるから披露宴だけで帰らせて」って意味に取れた笑。ひねくれすぎですかね笑?
 
 
上記のような例に出くわすたびに、自分の感覚に自信がなくなって、当時夫に「気にするわたしが細かすぎるのか?」と聞いていたのですが、夫や友人から見ても、これらはかなり怒っていいレベルの対応だったようなので、書いてみました。
 
 
 
結婚式、特に二次会の場合は、ハコ代の元取るために親密さ無視して知り合いに手当たり次第声かける人もいますが、大抵の場合は、仲のいい(と少なくとも本人が思ってる)人に結婚の報告をして、これからもよろしくという気持ちを伝えたくてみんな招待してると思うんです。
で、招く当人達にも、少なからず「みんな来てくれるかなあ」という不安な気持ちがあります。
もしこれを読んでなるほどと思ってくれた人がいたら、これから披露宴・二次会の招待を受けた時には、ぜひ、必要なら嘘も使って、優しい出欠連絡をしてあげてほしいです。
 
ちなみに、わたしの体験ではないですが、友人は空のご祝儀袋をもらったことがあったと言ってました。入れ忘れか、確信犯か…前者だと信じたいですが、嫌な言い方すればタダでホテルの数万円のフルコース奢って引き出物あげたことになるわけですからね…新郎新婦としてはもやもやどころの騒ぎじゃないだろう。けど、本人にご祝儀入ってませんでしたよとも言えないし、受付の人が1個1個確認するわけにもいかないし。先に袋だけ用意して、ホテルで新札に替えてもらってから入れよう〜とか思ってると、直前にバタバタしたりすると忘れそうになること確かにあるので、わたしもその話聞いて以来ご祝儀袋は何回も確認するようになりました。
 
せっかくのおめでたい場で、招く方も招かれる方も無駄に嫌な思いをせずにすみますように…!
 

結婚式もやもやあるある(ゲスト目線編)

ジューンブライドの季節ですね。
わたしの周りは25〜30歳くらいまでが結婚ブームで、結婚式・披露宴・二次会に呼んでいただく機会が多くありました。ええ、いわゆるご祝儀ビンボー状態にもなりました。
他人の結婚式は本当におもしろい。
その人のご家族や人となりが分かるし、なるほどこういう演出もあるのかあーとその人達のセンスも楽しめます。

自分もこのブームの最中に28歳で式を挙げたし、二次会の幹事も何度か引き受けたし、いろんな角度から結婚式を見る機会がありました。
自分のときも、それまでに経験した他人の結婚式を参考にしたり、反面教師にしたりしながら自分たちなりにいろいろ工夫した記憶があります。
あんまり若い時に、仲間内で1番くらいに結婚するより、ゲストとしてある程度経験積んでからの方がゲストに優しい式ができるかもしれないですね。


まとめサイトとかで「わたしが呼ばれたとんでも結婚式」みたいな体験談よく見ますが、わたしは幸いそんなひどいのには今のところ遭遇したことないです。
新郎新婦の価値観を疑う、というより、式場によってサービスのレベルが違うなあと感じたことがあるくらい。

今回は、ゲストとして参列した結婚式で感じたもやもやをちょっとあげてみたいと思います。

1)各卓フォトで上座・主賓を立たせる
丸テーブルにも上座と下座があって、高砂に近い方が上座です。
お色直しからの再入場時にテーブルごとに写真を撮って回る各卓フォト。
各卓フォトの際、いわゆる老舗や一流と言われるホテルでは、上座の後ろに新郎新婦を立たせて、下座のゲストには立って上座側に回ってもらうという形をとりますが、都内の某有名ホテルと某有名式場では、あろうことか各卓の下座に新郎新婦を立たせて、上座のゲストに下座まで回って来させてた笑。
そのため、主賓卓では、新郎新婦の会社の役員、財界のそこそこえらい人達がよっこらしょと立ち上がって下座の部下の後ろに立つということになり、部下達の方がアワアワするという事態に…
これってカメラマンの裁量じゃないですよね?別に上座側にスペースがなかったわけでもないし、ホテル側が新郎新婦の動線しか考えてないって印象を受けました。
わたしが新婦だったら、いたたまれない。

2)フラワーシャワーが造花
教会式が終わった時に参列者が花びらを渡されて、退場する新郎新婦に浴びせるフラワーシャワーという演出。
都内の某有名ホテル(ちなみに1の某有名ホテルと同じとこ)で、造花の花びらを渡されたことがありました。まあ確かに生花お金かかるけど、それにしても日に焼けて変色しかかってほつれた造花ってのはどうよ……
一瞬だけの演出とはいえ、お祝いの席で使い回しがゲストに分かってしまうのは、ちょっと興醒めな感じ。
これがホテルの仕様でなく、そこにはお金をかけないという新郎新婦の選択なら、余計なお世話ですけどね!

3)「時間押してる感」を露骨に出してくる進行
まだ前のお皿が済んでいないのに次の皿を持ってきてぎゅうぎゅうに並べたり、「よかったらさらえてください」的なことを言って、前の皿を急いで空にさせようとしてくるサービス係の方。
新郎新婦と写真を撮ろうと高砂に並んでる最後の一組に、時間がないから席につくよう露骨に指示してくる司会者。
わかります、わかりますよ。撤収時間決まってるし、時間内に全部納めなきゃいけないよね。
でも、その焦りをゲストに対して露骨に出すのはサービスのプロじゃないのでは…?
ゲストも意外とお料理食べる時間ないんですよね。主賓挨拶の最中にガツガツ飲み食いするのは憚られるし、新郎新婦と写真も撮りたいし、ケーキカットのときも「カメラをお持ちの方、シャッターチャンスです!どうぞ前の方へ!」って言われる中食べ続けるのも気がひけるし…あんまり歓談が長いのも間延びしてしまうんでしょうけど、プログラムを詰め込みすぎるのもみんながせかせかしてしまいますよね。
これまで見た上手な司会者の方は、露骨に急かすのでなく、冗談を交えたりゲストとコミュニケーションを取りながらさりげなく残り時間がないことを伝えたり、逆にこの後にも写真撮れるチャンスがあることを伝えたりしてました。

4)噛みすぎる司会者
人間だもの、プロだって噛むことはあります。
でも1番ありえないと思ったのは、新郎の名前を間違えてた司会者。これはもう論外じゃないですか笑?


偉そうなこと言いながら、自分の式でもきっと行き届かない点が多々あっただろうと思います。結婚式の不備とか、誰も言ってくれないからなかなか気付けないしね…
けど明らかにホテル側の責任だなあと思える不備に気付いてしまった時、そのホテルの自分内評価は密かに下がっていて、その後の会食とかでも使うの控えようとか思ってしまう。
嫌な客ですね笑。


美女と野獣カップルブーム?

少し前から気になってた。
最近、女優さんと芸人さんが夫婦役を演じるCMが多い。
ちょっと思いつくだけでも

杏&オードリー若林(三菱電機)
吉瀬美智子&博多大吉(グリコ チーザ)
優香&大泉洋(東芝)

などなど。
大泉洋を芸人枠にしちゃいけないかもしれませんが笑。


以前は、俳優&女優のいわゆる美男美女夫婦とか、夫婦どっちかだけ有名なパターンが多かったように思うんですが、これって何か世相を反映してるんですかね?

実際、芸能界で芸人さんと女優さんとかアイドルの熱愛・結婚が増えてるから?

2枚目路線じゃない男性が美女と結婚してるっていうのは男の夢なのか笑?
↑実際はむしろ、こういう「見た目だけなら美女と野獣」的なカップルを見ると、女性の株が上がると思う。実際はどうあれ、内面見て選んでるって感じがするから。そういう意味ではwin–winなケースなのかも。

それとも、家電や日用品の購買決定権を握ってる(ケースが多い)主婦層の心を掴むために、より現実的な夫婦像を見せてるのか?
まー確かに、竹野内豊と天井の高い家にしてよかったなーって話してる家庭とか、西島秀俊がエプロンして洗濯機回してる家庭よりは、親近感ある笑。


女性が夫に求める条件が変わってきてるってことなのかもしれないですねえ。
ハンサムで高学歴で高収入で高身長な企業戦士(もはや死語ですね)より、
イケメンじゃなくても、家族思いで家事に協力してくれるマイホームパパの方がいい、みたいな。

それとも、視聴者が現実にシビアになってきて、いわゆる「理想の家族像」では惹きつけられなくなってきたのか笑。

芸人さんも、おもしろいだけじゃなく家庭的なイメージが大事となると、大変だなあ。

ダン・ブラウンと翻訳の話

妊娠して仕事が軽減され時間ができたので、本をよく読んでいます。
こういうまとまった時間のある時こそ、大長編を読みたいなあと思うのですが、なかなか読みたいものがありません。

こういうタイミングでダン・ブラウンのラングドン教授シリーズなんかが出てくれるといいんだけどなあー
あのシリーズ大好きです。
先が気になって、だいたい毎回徹夜して読んでました。しかも何回読んでもドキドキハラハラできる。
わたしの中でのおもしろかったランキングは

2位 天使と悪魔
4位 ロスト・シンボル

正直「ダ・ヴィンチ・コード」と「天使と悪魔」は同率1位に近いのですが、「天使と悪魔」は秘密結社、次々起こる見立て殺人、地下墓地と話の筋がおどろおどろしくてスリリングでよいのですが、最後の方の反物質の話がかなりSF色がちょっと強かったかなあ…という感じ。犯人の語る動機とかはすごく示唆に富んでてよかったのですけどね!
ダ・ヴィンチ・コード」は最初に読んだ1作なのでインパクトがかなり強かったのと、最後に暴かれる秘密が相当衝撃的で、楽しめました。フィクションだって分かってるけど、世界のどこかにこんな秘密が隠されてたらおもしろいなあー!って思ってしまう。
ヨーロッパに長く住んでいたので、出てくる場所が懐かしいのもこれだけはまる理由かもしれません。

毎回出てくる異形の敵キャラも、シリーズの魅力です。これがまた怖いんですけどね…!サディスティックな暗殺民族、ストイックなアルビノの修道士、全身刺青男…気色悪いけど、最後はラングドンが勝つと分かっているからどんどん読み進めたくなるんだなー。

あと毎回思うのですが、このシリーズを一貫して翻訳されてる越前敏弥さんという方はすごい。
ただでさえ込み入った推理小説である上に、古語で韻を踏んだ詩句とかが出てくるので、それを分かりやすく原意を損なわないように翻訳するのは相当大変だろうと想像しますが、翻訳であることを忘れてしまうくらいすらすら読めます。
このすごさは、スラスラ読めない小説に巡り会った時に際立ちます。
以前長距離フライトに備えて買った、◯ッキーが記者会見シーンをパロったと言われた某小説は、個人的には訳がスムーズに入ってこず、序盤でリタイアしてしまいました。「きっと原文でこういう言い回しをしててそれをそのまま訳したんだろうけど日本語の会話としてはなんか不自然だよなあ…」みたいな勘繰りを素人ながらにしてしまって、話が入ってこないという。子どもがつっかえつっかえ練習するピアノ聞いてると気になって曲に集中できない感じに似てるかも。

自分でも仕事で翻訳をかじったことがありますが、原文に忠実であることが大事な種類の書類もあるけど、物語では、必ずしも忠実でなくても原文を読んだ時と同じ(限りなく近い)情景が想像できる、というのが重要なのかもしれませんね。

日本語を外国語に翻訳する時も、例えば「故郷に錦を飾る」という表現なら、錦がその国でどんな布に当たるかはどうでもよくて、帰った故郷の家族の反応とか本人の誇らしい気持ちとか、そういうのを引っくるめてふさわしい表現を見つけるのがいい翻訳なんでしょうねー。
ちなみにGoogle先生によると「Decorate the Nishiki in hometown」だそうです笑。

赤ちゃんが来る日

突然ですが、わたしはしばらく妊活に励んでおりました。この度無事に授かることができたので、いろいろと感じたことを残しておきたいと思います。


わたしたち夫婦がそろそろ子どもを作ろうと思い始めたのが1年前。その後婦人科で検査を受けたところ、わたしに少し妊娠を急いだ方がいい事情があることが判明して、急いで風疹・麻疹のワクチンを打ち、妊活に入りました。

妊活と言いながら、それが具体的に何を指すか実はよくわかっていませんが、わたしはとりあえず基礎体温をつけ、とにかく体を温め、冷たい飲み物とお酒をやめて、海外の排卵検査薬でタイミングをはかるというようなことをやってました。
あとは、生姜などの体を温める食材の他に、豆乳、ナッツ類、いちじく、黒い食べ物が婦人科系機能にいいと聞いたので積極的に摂るようにしてました。


経験してみて思ったのは、妊活って本当に孤独で、つらいということです。


今、厚労省は「男女が妊娠を希望し、避妊することなく性交を続けているのに1年間妊娠しない場合」を不妊と定義していますが、例え数ヶ月でもできないと精神的なダメージはかなりでかいです。


こんなにほしいのになぜ授からないんだろう?
女性として不完全なのだろうか?
テレビで幼児虐待などのニュース見ては「こういう人も親にはなってるのに」と思ったりもしました。


そういう風に自分で自分を追い詰めるのがいちばんよくないと今なら思いますが、その時は、街で妊婦さんを見るのもつらかった。


うまくタイミングを取ってくれない夫のせいだとイライラしたこともありました。
わたしがこれだけ態勢を整えて、言いたくもないのに「今週チャンスだからね」と告知までしてるのに、飲んで帰ってきたり、疲れて先に寝てしまってたり…
「子どもが1人で作れるものならいいのに」とか考えたこともありました。思えばこの時がやさぐれの絶頂だったなー。

でも、こんなこと考えてる女のとこに来たい赤ちゃんいないよなーと思って、そこからとにかく夫と仲良く楽しく、細かいことは気にせず心穏やかに過ごすことを最優先に考えるようになりました。そしたらできた!


子どもを産むことに対しては、女性の方が絶対的に焦りがあると思います。高齢出産のリスクがあるし、卵子の数は生まれた時に決まってるからタイムリミットも基本的に男性より短い。さらに、妊娠できるチャンスは月に1〜3日程度しかないらしい。

男性の「また明日」は女性にとっては「また来月」かもしれなくて、二度と増えない貴重な卵子を無駄にすることになる。
男性にはぜひ、女性のそういう事情を汲んでほしいなと思います。貴重な排卵日なんだから疲れていようが風邪引いてようが絶対付き合えよ!!っていうんじゃなくて、そういう焦りを抱えてるってことを分かってくれるだけでも、かなり気持ちが楽だと思うんです。

昔、子どものなかなかできない女性を「石女(うまずめ)」と呼んだそうですが、不妊の原因は女性側にあると決めつけるような考え方、今も根強いですよね。実際には、不妊の半数は男性側に原因があるそうです。きっと江戸時代とかに石女呼ばわりされて離縁された女性の中にも、本当はそうじゃないって人、たくさんいたんだろうなあ…
わたしの友人にも、旦那さんからそういう風に決めつけられてずいぶん辛い思いをした人がいます。その人はさらに、「跡継ぎの男の子を産め」というものすごいプレッシャーを彼の実家から受けていました。ほんといつの時代だよ。
彼女が必死に怪しげな産み分け法みたいなのを試したりして、結果的に男の子を産んだからよかったですけど、子どもの性別を決めるのだって、精子の方の染色体ですからね…プレッシャーかける前に勉強してくれって言いたくなります。
男性って、こんなにも性と妊娠に関して無知なんだなと、新鮮な驚きでした。
妊娠3ヶ月=性交日から3ヶ月だと思ってる人も多いし、わたしの夫も、子どもの性別は最初決まってなくて、お腹の中で徐々に決まっていくものだと思っていました笑。


わたしは今回結局1年以内に授かったので不妊にはあたりませんが、何年も不妊治療をされている方の苦労や不安は本当に想像を絶するものがあります。
気づかないうちに無神経な振る舞いをしていないか、気をつけなければいけないなと思いました。妊婦マークのキーホルダーも、妊娠している身としてはあるとよいのですが、不妊で悩んでいる方からしたら見るのつらいだろうし、難しいなと思います。だからと言って、マークをつけてる妊婦が電車で嫌がらせを受けるとかいうのは言語道断だと思いますけど。


体質、年齢、いろんな事情がありますが、そうやっていろんなことを話して、知って、歩み寄ったりすることも、実は子どもを持って親となっていくための第一歩なのかなあ、と考えたりしています。


相棒14

前シリーズの最終回であれだけがっかりしておきながらついつい見てしまっています。相棒14。

先週の3話は少しよかったですが、やっぱり思うところはいろいろあります。

 

まず、家事の合間に見てることもあるので見落としてるかもしれませんが、冠城が警視庁にいる理由が未だによく分からない・・・1話の刑務所事件の調査のために乗り込んできたと思ってたんですけどその後フェードインすぎやしないか。

そして、今のところあくまで「同居人」だと強調してますけど、このよくわからない関係が今後どう相棒になっていくのかがきっとこのシリーズの見どころ(になっていく)なのでしょうね。

脚本も、今までのシリーズと比べるとちょっと意外性に欠けるような…ストーリー後半から、事件が全く違う様相を呈してきたり意外な社会問題をあぶり出したりする鮮やかな流れが相棒の魅力だと思っているのですが、それがまだあんまりないかなと思います。

あといちばん気になるのがときどき思い出したように繰り出される反町のコミカル演技。キャラが定まらず、目立つ男子の真似して慣れない悪ふざけをやってみちゃういわゆる大学デビュー男子のごとき違和感。違和感しかない。

反町自体は素敵なおじさんになってるなーという印象なので、個人的にはキョロ充みたいなキャラ設定はやめてあげてほしい笑。


あと甲斐峯秋はどうしちゃったんですか?

散々バカ息子に辛く当たっておきながら、シリーズ13の最終回では手のひら返したように右京さんを批判してましたけど、本シリーズでは事実上左遷?降格?

暇になったからか、誰彼構わずのん気に抹茶点てて勧めまくってる様子見て、息子逮捕の衝撃でぼけたかと思いました。


とはいえ、なんだかんだ言いながら見ちゃうあたり、好きなんですよね〜。これがファンってやつなのか。

今日以降に期待です!